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倉敷のパン店にウオールアート出現-「クロワッサン持つ女性」描く

仕上げ段階のウオールアート

仕上げ段階のウオールアート

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 倉敷・岡山学院大学前にあるパン店「boulangerie Igel(ブーランジェリー イーゲル)」(倉敷市有城、TEL 086-441-3379)のビルに10月23日、大きなウオールペイントがお目見えした。

中田さんが苦労したという壁の凹凸(おうとつ)部

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 今年6月に1周年を迎えた同店。「お客さまから『何屋か分かりにくいから看板を出してはどうか』という声を頂いていた」と店主の横畑昌宏さん。「単純な看板ではなくアートにしたい」と考え、アーティストの「ACUTE」こと中田一平さんに店舗2階壁面のペイントを依頼した。

 コンセプトは2人で協議。「同店のイメージを損なわずに、車を運転している人の目にも入りやすい効果的な絵柄」を狙い「女性がクロワッサンを手に持っている絵」に決めた。制作日数は約7日。

 「女性の口元に当たる部分の壁が張り出しているので苦労した。その反面、見る角度によって少し女性の表情が変わるのでトリックアート的な要素も楽しめる。制作中に『何をされているんですか?』と興味を持って話し掛けてくる方もいて、コミュニケーションを取れたのがいい経験」と中田さん。

 横畑さんは「中田さんはこの分野の第一人者。イメージ以上の物が完成したので満足」と話す。

 営業時間は7時~19時。火曜定休。

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