倉敷の白神材木店(倉敷市沖、TEL 086-422-1561)で8月25日、木材の廃材の利用促進を目的としたイベント「木材ECOフェスタ」が開かれる。
県内の工務店が中心となり今春設立された廃材利用促進委員会が主催する同イベント。住宅建築などで出る廃材の有効活用を促進し、木材の魅力や地球環境の大切さを次の世代に伝えることを目的に企画した。
廃材を使った積み木やパズル、廃材キーホルダー作り、廃材の早切り競争、宝探しゲームなど、親子で楽しめる体験コーナーを多数用意。協賛するメーカーや工務店によるブースでは「珪藻土(けいそうど)の塗り体験」や「木の工作体験」などを行う。「廃材処分市」コーナーでは、廃材を1個50円で販売し、売り上げ全額を「おかやま県民森づくり基金」に寄付する。
飲食コーナーでは、20キロ分の「そうめん流し」、15貫分の「かき氷」などを無料提供。紙コップや器も環境に配慮した素材を使う。
同委員会は、地域の小学校や福祉施設に廃材を利用した木工製品を贈呈する活動も行っている。「木の素晴らしさ、大切さを伝えていきたい」と事務局の三宅昭寿さん。「夏休みの自由研究にもふさわしいイベント。親子で楽しみながら木と触れ合ってほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。