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きびだんごの廣榮堂、倉敷・美観地区の直営店リニューアルでカフェ併設

「廣榮堂 倉敷雄鶏店」の外観

「廣榮堂 倉敷雄鶏店」の外観

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 倉敷・美観地区に和菓子製造販売の「廣榮堂(こうえいどう) 倉敷雄鶏(ゆうけい)店」(倉敷市本町、TEL 086-421-3888)がリニューアルオープンして1カ月が過ぎた。

新設された喫茶スペース

 1975(昭和50)年に開業した書店「雄鶏書房」をルーツに持つ同所で、「廣榮堂 雄鶏書房店」として共同経営を経た後に直営店として営業してきた同店。昨年11月から改装・拡張工事を行い、先月26日に再オープンした。店舗は築100年超の古民家を改装した木造2階建てで、1階は実演スペースを備えた販売スペースと喫茶スペース、2階はアートギャラリーとなる。店舗面積は66坪で、喫茶スペースの席数は21席。店舗の屋根には、創業時に設置され「雄鶏」という名の由来となった風見鶏があり、美観地区のランドマークとして、多くの観光客が写真撮影する姿が見られる。

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 販売スペースでは、絵本作家・五味太郎さんのパッケージイラストが目を引く「きびだんご」をはじめ、調布、むらすずめ、草だんごなど和菓子40種を販売。実演販売スペースでは、かき氷(400円~)を販売。今後は季節に合わせて、みたらし団子、調布、ぜんざいなどを実演販売する予定。喫茶スペースでは、和菓子とドリンクのセット(500円~)、清水白桃やピオーネなど岡山特産のフルーツを使ったゼリー(500円)、かき氷(700円~)、桃太郎ブレンドコーヒー(400円)などを用意する。

 同店は「刻(とき)の美術館」をコンセプトに、マドリードを拠点に活動する瀬戸内市出身の芸術家・山口敏郎さんの作品を店内全体に展示する。天井からつり下げられた「海月(くらげ)」は、色が変化するLED電球とスピーカーが仕込まれており、視覚と聴覚に訴える造形作品となっている。

 同社社長室リーダーで経営企画担当の石井淳之さんは「五感で何かを感じられるような空間をつくることができたので、そこで過ごす時間に味覚で花を添えるような形で当社の和菓子を提供し、最高のおもてなしをしたい」と意気込みを見せる。