倉敷・美観地区のホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)内にある「愛美ギャラリー」で6月27日・28日、アート作品展「心の花びら展 in 倉敷」が開かれる。主催は「こころの花びら展実行委員会」(TEL 048-555-1104)。
「生きることは感じて創造すること」がテーマの同展。「生きる」「生命」をテーマに活動する田中雲彩さんが、東日本大震災直後の2011年5月に被災地の宮城で開いた「内観アート展」を起点として、全国47都道府県での開催を目指し巡回している。今回の岡山県は26都道府県目にあたる。
会場では、田中さんの作品を中心に絵やオブジェなどを展示。不要になった生活用品を使って作った毘沙門天(びしゃもんてん)などの「再生アート」も。一般来場者を対象とした創作教室「五感&あいワークショップ」も行う。会場のアイビースクエアにちなみ、田中さんが自宅に生えていたアイビーを素材として持ち込み、自由な発想での創作を促す。
会場内には、「誰でもアーティストコーナー」を設け、作品を持ち込む「飛び入り展示」を受け付けるほか、ワークショップで作った作品の発表などを行う。
「芸術の盛んな倉敷の雰囲気を感じながら、お子さまからお年寄りまで気軽に楽しんでもらえれば」と田中さん。
開催時間は10時~17時(28日は15時まで)。参加無料。