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倉敷の日本茶カフェが「抹茶チョコレート」 企画開発に2年、パッケージにも遊び心

白壁の町並みをモチーフにした箱

白壁の町並みをモチーフにした箱

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 倉敷・美観地区にある日本茶と手ぬぐいの店「互茶(ごちゃ)」(倉敷市本町、TEL 086-697-6515)が昨年12月24日、オリジナル抹茶チョコレート「クラシキ マチヤ チョコレート」の販売を始めた。

抹茶色のチョコレート

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 宇治抹茶を原料とし、蒜山で製造する同商品。パッケージは倉敷に立ち並ぶ町家をモチーフにした。店主の青山典雅さんが2013年に企画を立ち上げ、2年越しで商品化した。

 2014年秋にはチョコレートの味まで決まっていたが、パッケージのデザインが決まらず1年間悩んだという。「高級チョコレートのパッケージを研究するなどしたが煮詰まった」と振り返る。ある日、店内に飾ってある手ぬぐい「くらしきさんぽ」に描かれた町家のデザインを見た時に現在のパッケージのイメージが浮かんだという。

 町家のイラストには「ク」「ラ」「シ」「キ」の隠し文字をちりばめるなど遊び心も。商品名にある「町家」を「マチヤ」と表記することで、「抹茶=マッチャ」を連想させる効果も狙った。「手ぬぐいのデザインでもそうだが、日常にちょっとしたユーモアを取り入れることを心掛けている。ユーモアがあれば気分もよくなり、物事がいい方に向かうのでは」と青山さん。

 「チョコレートには抹茶を多めに使っている。お茶屋ならではの濃い抹茶の味を堪能してもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~17時ごろ。チョコレートの価格は540円(50グラム入り)。

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