今年5月で6周年を迎えた倉敷経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、倉敷駅前に「倉敷カレー」がオープンしたことを伝える記事だった。
「倉敷カレー」は、野菜ソムリエの資格を持つ地元出身の店主・小田眞奈美さんが6月に出店。バーの営業時間外となる日中に店舗を「間借り」して営業する。和風とエスニック風のカレーを合掛けして副菜5種以上をトッピングした「倉敷カレー」や日替わりカレーを用意する。
ランキングは、今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 倉敷駅前に「倉敷カレー」 野菜ソムリエの地元女性が「間借り」出店(6/25)
2. 瀬戸内を見渡す王子が岳山頂にカフェ 地元店主「美しい景色を多くの人に」(1/26)
3. 倉敷市真備町の災害避難所にボランティアのカフェ登場 ホッと一息つける場所に(8/9)
4. 倉敷駅前にフルーツサンド専門店 季節限定「いちご」「いも」サンドも(2/8)
5. 倉敷・福田公園前に桃農家による期間限定かき氷店 自家製白桃シロップ使う(8/11)
6. 倉敷市災害ボランティアセンターで、ウェブ受付開始 夏休み・学生の参加も呼び掛け(8/1)
7. 倉敷・玉島にジェラート店「オブラーテ」 地元出身店主、イタリア修業経て出店(8/21)
8. 倉敷市災害ボランティアセンターでバナナジュース1000杯提供 マルゴカフェ店長が同級生と(8/13)
9. 倉敷・有城にアメリカ風カフェ 会話の生まれるアットホームな空間目指す(10/24)
10. 倉敷駅北にカフェ「キノコ」 目標は「全人類に愛される街のコーヒー屋さん」(7/31)
2位には、瀬戸内海を一望できる「王子が岳」山頂付近のカフェ「belk(ベルク)」がランクイン。4位の「もとや」、5位の「月桃パーラー」、7位の「GELATO OBLATE.オブラーテ」、9位の「「Venice8 Coffee(ベニスエイトコーヒー)」、10位の「QINOCO(キノコ)」など飲食店の出店を伝える記事が注目を集めた。
平成30年7月豪雨では真備地区が大きな被害を受け、多くの人が復興支援の行動を起こした。倉敷市災害ボランティアセンターがボランティアの受け付け待ち時間を短縮するためにウェブサービスを導入した事例、ボランティアによる避難所でのカフェ営業などを伝える記事などが上位にランクインした。
2019年も「街の記録係」として、広域倉敷圏の動向を丁寧に伝えていきたい。