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倉敷駅前に「倉敷カレー」 野菜ソムリエの地元女性が「間借り」出店

「倉敷カレー」店主の小田眞奈美さん

「倉敷カレー」店主の小田眞奈美さん

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 倉敷駅前のビル「第2シード館」に6月1日、カレー店「倉敷カレー」(倉敷市阿知1、TEL 086-427-1274)がオープンした。

2種のカレーを合掛けした「倉敷カレー」

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 バー「BiBi(ビビ)」の営業時間外となる日中に店舗を「間借り」して営業する同店。倉敷出身の店主・小田眞奈美さんが「大阪をはじめ都市部で増えている通称『ヤドカリカレー』という間借り形式のカレー店を地元でも広めたい」と出店した。店舗面積は約40平方メートル。席数は11席。

 メニューは、「チキンカレー」「日替わりカレー」(以上800円)、2種のカレーを合掛けして副菜5種以上をトッピングした「倉敷カレー」(1,000円、限定20食)、卵、小麦、乳製品など「7大アレルゲン」を使わない「プチお子さまカレー」(300円)など。カレーにはドリンクバー飲み放題とサラダが付くほか、トッピングや大盛りのオプションも用意する。ドリンクメニューの1つ「インド人のラッシー」はインド人シェフから教えてもらったレシピで作る。

 野菜ソムリエの資格を持つ小田さん。「チキンカレーはトマトの酸味を残してインドとスリランカの中間の味を狙っている。日替わりカレーでは玉ねぎやフルーツの甘さを引き立てた日本人になじみ深い味。両方の味を楽しめる『倉敷カレー』がお薦め。心にも体にもいいものを提供して『おいしい笑顔』を届けたい」と話す。

 小田さんは調理の専門学校を卒業後、フランス留学や大阪のフランス料理店などで料理人経験を積んだ。帰郷してからは地元飲食店で店長を務めながら店舗運営を学んだ。「将来的には美観地区に出店して『倉敷カレー』を名物にしたい。そのためにも、現在のリピーターを大切にしてしっかりブランディングしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~16時(15時ラストオーダー)。月曜定休。

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