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倉敷中央病院前に天ぷら専門店 季節に合わせた地元食材使う

カウンター席

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 倉敷中央病院前に天ぷら店「てんぷら 京(きょう)」(倉敷市幸町、TEL 086-421-6664)がオープンして1カ月がたった。

テーブル席と座敷席

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 1月23日にオープンした同店。2012年から昨年末まで同場所で営業していた「てんぷら 茂へじ」の大将のパートナーであった田中京子さんが出店した。店舗面積は10坪で、席数は21席。

 天ぷらは、フキノトウ、エビ、アナゴ、カキ、カボチャなど約20種で、季節に合わせて変えていく。注文を受けてから一品ずつ揚げて出すスタイルで、自家製の天つゆと3種の塩(通常の塩、抹茶塩、カレー塩)を用意する。「天ぷらおまかせ5種」(980円~)、「おまかせコース」(1,580円~)、「湯豆腐」(680円)、「刺し身盛り合わせ」(980円)などのメニューも。

 ドリンクは、ビール、チューハイ、ハイボール、日本酒、ワインなど幅広く取りそろえる。瓶ビール用のグラス、冷酒用の酒器などは田中さん手作りの吹きガラスを使っており、販売も行う。

 田中さんは「旬のものを食べることが健康につながると考えているので、季節に合わせた地元の野菜や瀬戸内の魚を使うようにしている。使う素材も天つゆのレシピも前の店の時から変えていない。いいものを出せるよう、同じ思いでやっていきたい」と話す。

 「天ぷらは食材のおいしさを引き出せる伝統的な料理。高価なイメージを持つ人も多いと思うが、気楽に寄ってゆっくりしていただければ。いずれはランチ営業も始めたい」とも。

 営業時間は17時30分~22時。火曜定休。

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