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倉敷のイタリア料理店、美観地区に移転-千屋牛・黄ニラなど地元食材積極的に

「ペーシェ ルーナ」店内の様子

「ペーシェ ルーナ」店内の様子

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 倉敷にオープンした新商業施設「奈良萬(ならまん)の小路(こうじ)」内に3月24日、イタリア料理店「Pesce Luna(ペーシェ ルーナ)」(倉敷市阿知2、TEL 086-421-9888)が出店した。

「ペーシェ ルーナ」のテラス席

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 今年2月まで10年以上「ホテル1-2-3 倉敷」(老松町)の最上階で営業していた同店。旧旅館を改装した同施設のオープンに合わせて移転した。店舗面積は18坪で席数は22席。

 ランチは「ヴェルデ」(1,200円)、「ビアンコ」(1,800円)、「ロッソ」(2,500円)の3コースを提供。ディナーは、「新見産の森林鶏とフォアグラのインボルティーニ」「鏡野町産のルビートマトと帆立柱のカプレーゼ風」(以上800円)などの前菜、「千屋牛のボローニャ風ラグーソース」「スモークサーモンと春キャベツと黄ニラのオイルソース」(以上1,200円)などのパスタをはじめ、地元の食材を積極的に使った料理を提供する。

 新見市出身のオーナーシェフ・谷口良二さん(34)は、10年以上イタリアンを手掛けているが、イタリアンへの転向前に5年ほど和食の板前を務めた経験を持つ。「古典的なイタリアンを基本としているが、和食のテイストも少し織り交ぜて『とにかくうまいもの』を提供することを心掛けている。『地産地消』もコンセプトの一1つで、瀬戸内海の魚介類をよく使う。冬には寄島のカキを楽しめる」と話す。「観光で来店された方にも『岡山はごはんがおいしい』という思い出を持ち帰ってもらい、全国に岡山の食材の良さを伝えていきたい」とも。

 営業時間は11時30分~15時、18時~23時。月曜定休。

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