食べる 暮らす・働く

倉敷駅前の中華料理店がランチ営業 塩ラーメン主力に

「Hanabi Chinese Restaurant」の外観

「Hanabi Chinese Restaurant」の外観

  • 0

  •  

 倉敷駅前・一番街商店街の中華料理店「Hanabi Chinese Restaurant(ハナビ・チャイニーズ・レストラン)」(倉敷市阿知3、TEL 086-425-6520)が5月3日から、ランチ営業を始めた。

哲多豚のチャーシューを乗せた「塩ラーメン」

[広告]

 昨年12月にオープンした同店。店舗面積は10坪。席数は15席。「良食材を使ってあっさりめに仕上げた中華料理」をコンセプトに、倉敷出身の店主・林典孝さんと義兄で料理長の嵩晃さん2人で運営する。

 ランチメニューは、塩ラーメン(780円)1種類。スープは料理に使うスープから作ったオリジナルスープで、麺は北海道産小麦100%の特注極細麺。県産「哲多豚(てったぶた)」のチャーシュー2枚、金針菜(きんしんさい)、白ネギ、無添加の塩コンブを乗せる。追加トッピングに金針菜、半熟煮たまご(以上120円)、白ネギ(100円)、チャーシュー(220円)などを用意する。サイドメニューは「チャーシュー丼」(480円)と「ザーサイ付き白ご飯」(120円)。

 「ディナーメニューで提供していた『生姜(ショウガ)塩ラーメン』が好評だったため、ランチで前面に押し出した。たとえラーメン一品でもいい食材を使っていきたい。子どもやお年寄りにも食べてもらいたい味」と典孝さん。「夜は男性客とカップル中心だが、昼は9割が女性客」と新たな客層獲得に手応えを見せる。

 典孝さんはランチ営業開始に先立ち、嵩晃さんからラーメンの作り方を伝授してもらったという。「仮に兄が料理できない状況になっても、店が同じクオリティーの味を維持できるように」と理由を挙げ、「ランチの評判が良ければラーメン専門店に方向転換するかも(笑)」と話す。

 「この商店街はランチ営業している店が少ないが、当店のランチ営業によって商店街に人の流れができるきっかけになれば」と期待を込める。

 営業時間は11時30分~14時、17時~23時。日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース