倉敷経済新聞

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倉敷の商店街にスイーツ店「はれもけも」 旬の食材でメニューに変化

「はれもけも」店舗外観とスタッフ

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 倉敷・えびす商店街にスイーツカフェ「はれもけも」(倉敷市阿知2、TEL 086-486-5002)がオープンして3カ月がたった。運営はゲストハウス&カフェ「有鄰庵(ゆうりんあん)」や地域特産品店「美観堂(びかんどう)」などを経営する有鄰。

人工芝と畳の2階イートインスペース

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 「旬の野菜や果物を使い全て一から手作りする」をコンセプトに昨年10月オープンした同店。クリームやムースなども自家製で、保存料、着色料、香料などは使わない。店名は「『ハレの日(祭りや祝いごとなどの非日常)」も『ケの日(日常)」もお客さまに利用してほしい」という思いを込めて付けた。店舗面積は約110平方メートル。2階には人工芝を敷き詰めたイートインスペースを備える。

 主なメニューは、「はれのひシュークリーム」(200円)、「フィナンシェ」(180円)、「苺のショートケーキ」「瀬戸内の焼きみかんレアチーズ」などのジャースイーツ(540円)、コンフィチュール、シロップなど。ドリンクは、福岡県産黒玄米を使った「玄米コーヒー」(350円)、県産ショウガを使った「ジンジャーエール」(450円)など。

 パティシエの加藤泰店長は、京都のチョコレート専門店、フレンチレストラン、結婚式場などで経験を積み、昨年2月、地域おこし協力隊として倉敷に赴任。「有鄰庵」のカフェ運営を手伝いながら地域の人や仕入れ先との人間関係を深め、「地域の食材を作ったスイーツを作りたい」という夢をかなえた。

 同社の犬養拓社長は「観光客だけでなく、地元のリピーターが増えてきたことがうれしい。ジャースイーツの内容も季節に合わせて変えていくので、地元の人にも変化を楽しんでもらえるのでは」と話す。

 「今後、作れるスタッフを増やしてメニューを拡充していきたい。スイーツとお酒を楽しめるような『スイーツバー』もやってみたい」と将来の展望も。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。

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