今年5月で8周年を迎えた倉敷経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「焼肉食堂ブリスケ」のオープンを伝える記事だった。
同店は、希少部位「ブリスケ(ブリスケット・スカート)」を主力に、焼き肉を定食スタイルで提供する。場所は、地域住民に惜しまれつつ29年間の歴史を閉じた「らーめん屋敷」跡。定食の肉は約200グラムと多めで、コロナ禍のニーズに合わせて持ち帰り用の焼き肉弁当にも注力する。
市民の外出自粛、イベント中止、飲食店の営業自粛などで街の活気が失われる中、ランキングでは飲食関係の記事が例年と変わらず上位を占めた。飲食関係の記事では、テークアウトに関わる話題が多く見られた。
5位の「金色の少年」像、10位の「ケンケンパ」イラストなど、見た人の心を明るくするようなパブリックアートの記事も注目を集めた。
ランキングは、1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 倉敷・羽島に「焼肉食堂ブリスケ」 肉200グラムの定食主力、テークアウトも(6/15)
2. 倉敷・羽島にクレープのテークアウト店「シャトン」 生地に自信あり(4/24)
3. 倉敷駅前「ふるいち」にラーメン屋台 コロナ禍で新業態に挑戦(5/8)
4. 市民がテークアウト&デリバリー情報発信 倉敷市内の飲食店を応援(4/15)
5. 倉敷の県道沿いに「金色の少年」像 造形作家・川埜龍三さんの新作(3/10)
6. 倉敷「文近堂」、全国の和菓子店とコラボ 「和菓子で旅気分を」(6/11)
7. 喫茶イベント「倉敷アフタヌーンティー」、クラウドファンドで存続目指す(4/6)
8. 倉敷・美観地区の「小豆島ラーメン」がリニューアル 新メニューにギョーザも(3/23)
9. 倉敷・下津井の牧場直営「アイスやさん」1周年 自家製ジェラート10種(2/4)
10. 倉敷駅前の路地に「ケンケンパ」イラスト アートで裏通りを「表」に(4/14)
倉敷経済新聞では下半期も広域倉敷圏の動向をいち早く伝えていきたい。