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倉敷・真備町の小学生がジャンボアート ミヤザキケンスケさんと

アーティストのミヤザキケンスケさん(左)と企画の菅野高広さん(右)

アーティストのミヤザキケンスケさん(左)と企画の菅野高広さん(右)

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 壁画アーティストのミヤザキケンスケさんと真備町の小学生が8月2日・3日、倉敷市立呉妹小学校で垂れ幕アートを完成した。

絵を描くミヤザキケンスケさん

 同プロジェクトは、子どもたちがその道のプロから教わることのできる体験プラットフォーム「ギフテ!」の菅野高広さんが企画した。これまで200以上プログラムを実践してきた菅野さんは、岡山県総社市の出身で、平成30年7月豪雨の後、被災した真備町の子どもたちをアートに触れることで何か手助けをできるのではと考えていた。

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 被災直後は、片付けや引越しなどで真備町内での開催を延期した。一方で、2018年10月に東京都内に住む小学生とミヤザキさんと共に、真備町を思って描いた作品を作った。今年2月倉敷市立美術館で開催された「第33回倉敷っ子美術展」で展示をした。

 この日集まったのは、真備町内の小学生約50人。垂れ幕は縦6.2メートル・横1.8メートルの3本を並べて1組となる。真ん中の垂れ幕は、7月30日・31日に東京都内の小学生6人により描かれたものをミヤザキさんが持参し、両側の垂れ幕を1グループ6人~10人を6回、低学年から順番に各1時間30分くらい使って絵を仕上げた。

 今年5月・6月に描きたいモチーフを真備町の小学生に募集し、100枚以上の絵からミヤザキさんが下絵を描いていった。真ん中に天の川が流れ、真備町の特産であるタケノコや吉備真備(きびのまきび)、井原鉄道なども描かれている。竹が天に伸びるようなイメージで描いたという。テーマは「スーパーハッピー」。

 菅野さんは「アーティストと共に過ごすと、子どもたちの目の色が変わる子もいる。言葉では表現できないことを、一生懸命に表現しようとする姿を見せてくれる」と話す。

 今後は真備町内の小学校などで展示を検討している。

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