倉敷・美観地区の「日本郷土玩具館 プラスワンギャラリー」（倉敷市中央1、TEL 086-4221-8058）で現在、毎年恒例の企画展「えとづくし展」が開催されている。

宝珠ならぬ桃に巻き付く吉備津土人形（岡山）のヘビ

　干支（えと）にちなんだ全国の郷土玩具やクラフト作品を展示販売する同展。来年の干支は巳（み）であることからヘビをかたどった作品を約400点並べる。

　展示作品は、土人形、土鈴、張り子、たこ、タペストリーや小風呂敷などの布製品、竹細工、木工作品、ガラス作品、ストラップなど、全国から集められた伝統的な郷土玩具から現代的なクラフト作品まで、幅広く取りそろえる。

　館長の大賀紀美子さんは「脱皮を繰り返すヘビは再生のシンボルで、豊作、金運を招くものとして大切にされてきた。お気に入りの一品と共に明るい年を迎えてほしい」と来館を呼び掛ける。

　開館時間は10時～18時（最終日は16時まで）。入館無料。来年1月7日まで。