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倉敷で「人権啓発講演会」-元ロッキード事件担当検事「支え合う社会」を

主催する「ナルクくらしき」代表の永田美知子さん

主催する「ナルクくらしき」代表の永田美知子さん

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 倉敷市民会館(倉敷市本町)大会議室で1月26日、「人権啓発講演会 支え合う豊かな地域を目指して」が開かれる。主催はNPO法人「ニッポン・アクティブライフ・クラブ倉敷支部(ナルクくらしき)」(笹沖、TEL 086-424-2382)。

会場となる倉敷市民会館

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 市の「人権啓発活動事業費補助対策事業」として開催する同講演会。「さわやか福祉財団」理事長の堀田力さんが「高齢者をいかに支え、無縁社会を追放するか」などをテーマに講演を行う。堀田さんは検事としてロッキード事件などを担当した経歴を持ち、退職後は弁護士の傍ら高齢者、認知症、介護、教育など社会福祉の分野で幅広く活動する。

 講演後は、「認知症の人と家族の会 岡山県支部」代表の妻井令三さん、鍼灸(しんきゅう)師で人権推進教育講演講師の竹内康弘さん、「ニッポン・アクティブライフ・クラブ」会長の高畑敬一さんの3人が堀田さんに加わりパネルディスカッションを展開する。進行役は「くらしきパートナーシップ推進ひろば」副代表の中村開三さん。

 主催の「ナルクくらしき」は、「自立・奉仕・助け合い」をモットーにボランティア活動や学習会を行っており、全国に約130拠点を持つ「ナルク」全体の会員数は約3万人。代表の永田美知子さんは「高齢者に限らず、独り暮らしをどのようにサポートしていくか考えるきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~16時30分。入場無料。

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