倉敷観光コンベンションビューロー(倉敷市中央2)が現在、倉敷で撮った写真を写真共有サイト「Instagram(インスタグラム)」で共有することを呼び掛ける観光誘致企画「#きてきて倉敷 Instagramキャンペーン」を展開している。
平成30年7月豪雨では真備町を中心とする広域で被害を受けた倉敷市。災害後は、大きな被害を受けなかった地区でもイベントの中止や観光客の減少が見られた。同キャンペーンでは、一般参加型の写真投稿により倉敷の魅力を広くアピールし、観光客の増加を図る。
参加方法は、倉敷で撮影したおすすめの場所、もの、風景、食べ物などの写真に、ハッシュタグ「#きてきて倉敷」を付けてインスタグラムに投稿する。投稿された写真の中から抽選で倉敷にちなんだ商品を進呈する。進呈する商品は、食事券、雑貨、市の特産品などで、同キャンペーンを協賛する市内のメーカー、飲食店、土産店など約70社が提供する。
投稿数は、キャンペーン開始から3日で100件を超え、9月26日現在で1000件に達している。投稿された作品は、倉敷の観光PRポスターなどへの活用や、リポスト(シェアによる転載)を行う場合がある。
同イベントを企画運営する倉敷観光コンベンションビューローの池田みこさんは「多くの人に倉敷を訪れてもらい、見たり食べたりしたものを発信してもらいたい。倉敷の魅力をアピールすることで、みんなで復興に参加してほしい」と呼び掛ける。
投稿受け付けは来年1月31日まで。