コーヒー豆を焙煎(ばいせん)・販売する「焙煎工房 まめや倉敷珈琲(コーヒー)」(倉敷市水江、TEL 086-441-5276)が6月、3周年を迎えた。
小売業の会社を13年間経営してきた地元出身の諏訪徹さんが自宅を改装して2016年にオープン。店舗面積は7坪。店内には、1回で200~600グラムの生豆を焙煎できる直火式の小型焙煎機3台を備え、注文を受けてから焙煎する。焙煎時間は約20分。
取り扱うコーヒー豆は、ブレンド2種、ストレート約15種。中でも同店オリジナルの「倉敷ブレンド」、「タンザニア キリマンジャロAA」(以上240グラム=1,000円)、パプアニューギニアの「トロピカルマウンテン」(同=1,300円)が人気という。
諏訪さんは「できるだけ新鮮なコーヒーを自宅で楽しんでもらうため少量で焙煎している。焙煎したての豆で入れたコーヒーは甘みがあり、ドリップした時の膨らみ方も違う。焙煎には20分ほどかかるので、LINE、電話、メールなどでの事前予約がお勧め」と話す。
「個人的にもコーヒーが好きなのでこの店を始めたが、この3年で徐々にお客さまが増えてきており、地元にもコーヒー好きの方がかなり多いことを実感している」と諏訪さん。今年4月には営業日を週4日から週6日に増やし、営業時間も2時間拡大した。
「自宅で簡単に入れられる本格的なコーヒーをできるだけ多くの人に知ってもらいたい。気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~18時。水曜定休。