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倉敷・美観地区に「くらしき桃子」2号店 クレープのテークアウト主力に

加藤菖副店長

加藤菖副店長

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 倉敷・美観地区入り口にフルーツを使ったスイーツの店「くらしき桃子 倉敷中央店」(倉敷市中央1、TEL 086-436-7111)がオープンして2カ月が過ぎた。運営はフルーツ・ジャパン(岡山市北区)。

イチゴを使った季節限定クレープ

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 3月18日にオープンした同店。美観地区への出店は2店舗目。清水白桃やマスカットなどフルーツを使ったスイーツのテークアウトと土産品を主力に展開する。店舗面積は21坪。イートイン席は10席。

 主なテークアウトメニューは、生地に県産「アルムの黄金卵」と「蒜山ジャージー牛乳」を使った「黄金クレープ」(432円~)で、季節のフルーツを使った限定クレープも含め約20種。フレッシュジュース、スムージー、ソフトクリーム、ジェラート、コーヒーなども用意する。

 土産コーナーでは、フルーツを使ったゼリー、プリン、水ようかん、コンフィチュールなどを販売。自社製品以外にも、150年以上の歴史を持つ「藤戸饅頭(まんじゅう)」をはじめ、きびだんご、むらすずめ、フルーツの缶詰など定番の岡山土産を取りそろえる。

 イートインスペースには画家・藤田嗣治の作品2点を常設展示する。1号店にあたる倉敷本店にもフランスのガラス工芸家エミール・ガレの作品約10点を常設展示しており、「美術作品のある店」をテーマに掲げる。

 加藤菖副店長は「地域に根ざした店にしていきたい。ちょっとした休憩や軽食に寄って、藤田嗣治の作品も楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時。

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