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倉敷の画家、50年前の倉敷中心部を鳥瞰図に-「街の変化を楽しんで」

「みんなのリアクションがうれしい」と話す画家の岡本直樹さん

「みんなのリアクションがうれしい」と話す画家の岡本直樹さん

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 倉敷・美観地区の文化施設「倉敷物語館」(倉敷市阿知2)で現在、50年前の倉敷を空からの視点で精密に描いた鳥瞰(ちょうかん)絵図の展示イベントが開かれている。

木々に紛れてビートルズの顔が…

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 「KURASHIKI 60's 鳥瞰絵図による『50年前の倉敷』展」と題し、倉敷市出身の画家・岡本直樹さんが、1963(昭和38)年ごろの倉敷中心市街地1キロ四方を、2メートル四方の巨大なキャンバスに500分の1スケールで描き上げた作品を展示する。製作期間は約4年。航空写真や当時のスナップ写真を参考にした。

 岡本さんが6年前に発表した「2005年の倉敷鳥瞰絵図」と並べて展示することで、50年前と現在の街並みの変化を比較できるのが特徴。来場者は指をさしながら「昔住んでた家があった」「この銭湯も映画館もなくなってしまった」「ここでよく遊んだ。懐かしい」などと会話を弾ませている。

 作品には、ビートルズ、ジョン・F・ケネディ、フィデル・カストロ、ニキータ・フルシチョフなど、1960年代を象徴する人物を生い茂る木々に紛れ込ませて描いた。「ぜひ探してみてください」と岡本さん。

 会期中の20日には、鳥瞰絵図師の青山大介さん(兵庫県神戸市)、中田匠さん(岩手県盛岡市)をゲストに招いたトークショー「鳥の眼、虫の眼」を行う。「アイソメ技法で都市の鳥瞰絵図を描いている人は日本におそらくこの3人しかいない。期待してほしい」と岡本さん。

 「鳥瞰絵図を描いてよかったと思うのは、作品を見た人たちのリアクションを見た時。作品を隅々まで見ながら会話を弾ませるみんなの姿を見るのが楽しい。街の変化を楽しみ、街の在り方を考えるきっかけになれば。次は浅草を描いてみたい」と話す。

 開催時間は9時~17時。入場無料。今月24日まで。トークセッションは20日、14時~15時30分。

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