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倉敷・美観地区で備前焼作家・恒枝直豆さん個展-「普段使い」の器中心に

北海道富良野市で制作する恒枝直豆さん

北海道富良野市で制作する恒枝直豆さん

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 倉敷・美観地区の恒枝陶芸店(倉敷市本町、TEL 086-425-2911)で、備前焼作家・恒枝直豆さんの個展「器とインテリア」が開かれている。

市販のみそが入るサイズの「ふたもの」

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 北海道富良野市に楽葉(らくよう)窯を構え制作活動を行う恒枝さんが、実家の陶芸店で開く同展。今月焼き上げた新作200点を中心に展示販売する。

 マグカップ、カフェオレボウル、コーヒードリッパー、コーヒーカップ&ソーサーなど「普段使い」を意識した作品が特徴。マグカップやコーヒーカップなどは、伝統的な備前焼に比べ、薄く軽いものが目立つ。「飲食店や料理人の要望を聞きながら使い勝手の良さを追求した結果、薄く軽い食器を作るようになった」と恒枝さん。「ふたもの」は「みそを入れる器がほしい」という要望に応えたふた付きの器。コルク栓の付いた「瓶」は大・中・小の3サイズ共冷蔵庫のドアポケットに収まる大きさ。「水を冷やしたり、焼酎や水割りを入れたりと、人によってさまざまな使い方をされている。備前焼は水がめとして使われていた伝統もあり、水との相性が良い」

 廃校になった小学校を利用した「アートファーム南陽館」内に窯を構える。素材の土は備前から輸送。窯をたくまきは、本来の備前焼に使われるアカマツが北海道に自生していないため、カラマツを使う。「北海道は飲食業が盛んで、自分自身も飲食店で働いていたこともあり、幅広いジャンルの飲食業関係者から要望を頂く。それに応えているうちに、さらに多くのリクエストが届くようになった。使い勝手の良さを追求し、『いいものだから飾っておく』のではなく『いいものだから使う』ような器を作っていきたい」と話す。

 開催時間は10時~18時。5月7日まで。恒枝さんは毎日在廊予定。

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