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倉敷に南国風カフェ-店舗は海上輸送用コンテナ利用、サンドイッチ主力に

「サニーサイドカフェ」の外観

「サニーサイドカフェ」の外観

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 倉敷・黒崎の新複合商業施設「Sunny Side Terrace(サニーサイドテラス)」(倉敷市黒崎)に「Sunny Side Cafe(サニーサイドカフェ)」(TEL 086-486-3902)がオープンして1カ月が過ぎた。出店場所は伊丹エンジニアリングの南隣。

鶏のせせりをサンドした「チキンクリームのチャパタ」

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 6月8にオープンした同カフェ。店舗は長さ12メートル、幅2.5メートル、高さ3メートルの海上輸送用コンテナ2基を連結した平屋建てで、板張りの壁、中庭に面したデッキのテラス席、店頭のパームツリーなど、南国リゾートのビーチハウスをイメージしたデザインに仕上げた。店舗面積は60平方メートルで、席数は50席。

 メニューはレストラン「VIGNETTE(ヴィネット)」(岡山市)オーナーシェフの宮地和徳さんがプロデュース。主力はサラダ付きの大型サンドイッチで、「生ハムとパルミジャーノレッジャーノのオードブルサンド」(864円)、「チョリソーとトマトのカスクート」「コンビーフとライ麦パンのルーベンサンド」(以上972円)など6種を用意。それぞれのサンドイッチに合わせて異なるパンを使う。「目を引く盛り付け、食べ応えに力を入れた一品料理のようなサンドイッチなので、そのボリュームに驚くお客さまも多い。近日中に2種類増やす予定」とマネジャーの藤原真理子さん。

 スイーツは、デニッシュブレッドにフルーツを載せた「フレンチトースト」、「本日のスイーツ」(以上648円)などを用意。ドリンクには、ハワイコナをブレンドした「サニーサイドブレンド」コーヒー、花の香りを配合した「アイスティー」(以上486円)、クラッシュゼリー入りの「グアバジュース」、「ライチジュース」(以上540円)などのほか、ビール、ワイン、カクテルなどのアルコール類も取りそろえる。

 「月1回ぐらいのペースで音楽ライブも企画したい。非日常的なリゾートの雰囲気を感じられる空間でまったり過ごしてほしい」と来店を呼び掛ける。

 カフェと同時オープンした同複合商業施設には、同施設を企画・デザインしたデザイン事務所「ヒロ・デザイン・ラボ」、音楽スタジオとウクレレ販売の「Palm Music(パームミュージック)」も入居する。真理子さんの夫で同デザイン事務所代表の藤原洋志さんは「コンテナを使ったプロジェクトは初めてだったので、それなりの試行錯誤もあったが、コツもわかって得るものは大きかった。おかげでコンテナに興味を持つ人の問い合わせも増えた」と手応えを明かす。

 「いい音楽とおいしい食事がある大人でも楽しめる空間をつくりたかった。さまざな人が集まる場所にしていきたい」とも。

 営業時間は10時~21時。

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