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「デニムの聖地」倉敷で国産デニム展示販売 ジーンズや雑貨など

約3000点のデニム製品が並ぶ

約3000点のデニム製品が並ぶ

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 倉敷・美観地区のホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)内にある多目的施設「アイビー学館」(TEL 086-424-0516)で現在、国産デニムの展示販売イベント「DENIM on LIFE(デニムオンライフ)」が開かれている。

現ビッグジョンが1965年に製造した国産第1号ジーンズ

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 同イベントは今年で4回目。「国産ジーンズ発祥の地」「デニムの聖地」などと称される倉敷のデニム産業の歴史と現在を、多彩なデニム製品と共に紹介する。「araiyan(アライヤン)」「ベティスミス」「ビッグジョン」「ボブソン」「達磨(ダルマ)デニム」など9社12ブランドが出展し、個性的な国産デニム製品約3000点を展示販売する。

 主な商品は、ジーンズ、シャツ、デニムスーツ、デニム生地を使って制作したバッグ、ポーチ、スリッパ、帽子、クッションなどの雑貨や小物など。ビッグジョンは、相撲の稽古まわしに使われる国産の3号帆布で作った厚手のジーンズや、1965年に製造した国産第1号のジーンズを展示する。

 同ホテル企画部の森貴彩さんは「『100年先も、デニムを使って生きていく』というコンセプトに賛同いただけるメーカーも増え、幅広い商品が出そろった。デニムといっても濃紺一色というわけではないので、うまく生活に取り入れやすいコーディネートのお手伝いをしたい」と話す。

 「来年3月開催の次回に向けて、国産デニムに関わる製品や作品を作っている企業や個人を公募している。デニム産業のことをもっと知ってもらえるよう工夫しながら続けていきたい」とも。

 開催時間は9時~17時30分。入場無料。10月18日まで。

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