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倉敷・えびす商店街に「喫茶 戎町」 地元パン店の姉妹店、モーニングに注力

「喫茶 戎町」店長の荒木みどりさん

「喫茶 戎町」店長の荒木みどりさん

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 倉敷・えびす通商店街に「喫茶 戎町(えびすまち)」(倉敷市阿知2、TEL 090-7993-3100)がオープンして1カ月半が過ぎた。運営は、石油製品販売業の三宅石油。

「芋栗ゴマ食パン」と組み合わせたモーニング

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 同社が経営するパン店「YES!BUONO!MUSEUM(イエスボーノミュージアム)」(船倉町)の姉妹店として2月3日にオープンした同店。

 パンとコーヒーを主力に、モーニングセットも提供する。同社社長の荒木みどりさんが店長として調理と接客を担当する。店舗面積は役40坪。席数は20席。店名は、出店場所の旧町名から付けた。

 パンは、姉妹店で前日に焼き上げた約100種のパンの中から日替わりで数十種を並べる。コーヒーは、「SUIREN+ Coffee Roaster(スイレンプラス コーヒーロースター)」(広島県福山市)が焙煎(ばいせん)した豆を使う。「パンは、菓子パン、食事パン、ハード系パンと幅広いので、お子さまからご年配の方までおすすめできる。コーヒーは、香りが高くクセがないのが特長」と荒木さん。

 ドリンクメニューは、コーヒー(300円~)、ホットカフェオレ(390円)、アイスカフェオレ(440円)、各種ジュース(250円)などで、テークアウトにも対応する。モーニングセット(450円)は、コーヒー、店内のパンいずれか1つ、野菜サラダ、半熟ゆで卵をセットにしたもので、「『芋栗ゴマ食パン』との組み合わせがお薦め」という。

 店舗は、約15年前まで「だがし 夢や」を営業していた店舗付き物件。昨年、住宅部分が空いたことから、新たな活用の手段として出店を決めたという。店内には古いブリキの看板やアンティーク家具などを置き、BGMに昭和歌謡を流して昭和の雰囲気を演出する。客席は、いろりのある和室や庭に面した廊下などに配置する。

 荒木さんは「すてきな一日が始まりそうな気持ちになれるような空間を提供したい。お好みのパンを選んで、庭の見える座敷でくつろいでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は7時~11時。日曜~火曜定休。

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