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倉敷・児島で山口一郎さん個展「WALL FLOWERS」-コラボTシャツも

「D_MALL」2階の壁に並ぶ山口一郎さんの作品

「D_MALL」2階の壁に並ぶ山口一郎さんの作品

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 倉敷・児島の複合施設「D_MALL(ディーモール)」(倉敷市児島元浜町、TEL 086-473-5000)2階のフリースペースで現在、アーティスト山口一郎さんの作品展「WALL FLOWERS」が開催されている。運営はジーンズを主力とするアパレルメーカーの「ドミンゴ」(同)。

山口一郎さんデザインのエコバッグとウッドメダル

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 フリーのイラストレーターとして東京での個展開催や、雑誌、広告の仕事で活躍する山口さん。1枚のキャンバスに1輪の花をシンプルな線で力強く描いた作品約20点を展示し、コンクリート打ちっぱなしの壁面に花を咲かせる。「昨年、東京でお世話になっているギャラリーのオーナーさんの夫が亡くなり、アーティストとして何ができるかを考え、花を贈る代わりに花のイラストを描いて贈ったのが、この題材に取り組むきっかけとなった。『感謝』や『お礼』の気持ちが込められている」と山口さん。

 会場では「ヤマグチイチロウ×D_MALL」と銘打ったコラボTシャツ(XS、S、M、L=5,250円、キッズサイズ100、120=4,725円)と、キャンバス地のエコバッグ(3,045円)も販売。同時に神宮前店(東京都渋谷区)でも販売する。山口さんの描いた花が1輪ずつプリントされたデザインで、全8パターンを用意。各製品には岡山県北産のヒノキ間伐材から作ったウッドメダルを付ける。ウッドメダルの表には山口さんが「瀬戸内海の魚をイメージした」という切り絵、裏には同店のエンブレムをスタンプして刻印。「ウッドメダルも『メードインオカヤマ』を象徴するプロダクト。ストラップやキーホルダーとして末永く使ってほしい」と同店マネジャーの徳持昌行さん。「キッズサイズのTシャツは、頻繁に洗濯することを考慮して肉厚に仕上げた。現時点ですでに完売した柄とサイズもあるので、事前に在庫状況を問い合わせることをお薦めする」とも。

 山口さんは「僕の絵は明るくてポジティブなものが多く、大人だけでなく子供たちにも通じるものがある。キッズTシャツを子どもたちが着ている姿も見てみたい。もちろんかわいい女の子にも着てほしい(笑)」と話す。

 営業時間は11時~19時。第1・第3木曜定休。9月19日まで。

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