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倉敷駅前路地にエスニック居酒屋「マサラジャ」-タイ風カレー主力に

「マサラジャ」店主の小野将太さん

「マサラジャ」店主の小野将太さん

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 倉敷駅前の商店街に11月4日、エスニック居酒屋「倉敷小店 マサラジャ」(倉敷市阿知2、TEL 086-441-5944)がオープンした。出店場所は「台湾ダイニング 羅凰」横の路地突き当たり。

「建て直しに近い改装作業を施した」という店内

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 「日本人にも食べやすいエスニック料理」をコンセプトに、倉敷出身の小野将太さん(28)が初出店。店名の由来は、ヒンディー語で混ぜ合わせたスパイスを意味する「マサラ」と、岡山弁の語尾に付く「ジャ」を合わせた造語。店舗面積は25平方メートル。席数は38席。

 主力となるメニューは、「レッドトマトカレー」「グリーンサグカレー」「イエローポテトカレー」(以上700円)。タイカレーをベースにしているが、味や辛さの調整に対応する。「タイに1カ月ほど滞在して現地の味に触れた。なじみのある日本のカレーライスのような味にもできる」という。

 カレー以外には「生春巻き」「チーズとアボカドの空揚げ」(以上550円)、「とりのプチプチサラダ」「野菜炒め」(以上600円)、「鉄板焼き」(900円~)など、居酒屋定番のメニューを50種以上提供する。ドリンクは、「生ビール」(500円)のほか、日本酒、焼酎、ウイスキー、ハイボール、リキュール、ワインなどを幅広く取りそろえる。

 店舗は、20年以上空き店舗だった物件を小野さんが友達と協力し3カ月かけて改装した。「老朽化が激しく雨漏りがひどかった。電気配線、水道配管、2階の床の貼り替えなど、改装というよりは建て直しに近い作業だった。テーブル、看板、ドアなど、ほとんどの物を自分たちで作った」と振り返る。

「エスニック料理が苦手という人にも楽しめるような味にしているので気軽に試してほしい。居酒屋としても安らげる雰囲気の使いやすい店を目指している」とも。

 営業時間は18時~翌4時。日曜定休。

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