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倉敷の「備悠禅」が1周年-舞妓姿で美観地区散策、「非日常を楽しんで」

舞妓体験サービスをプロデュースする森田豪さん

舞妓体験サービスをプロデュースする森田豪さん

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 倉敷・美観地区で舞妓(まいこ)体験サービスを提供する「備悠禅(びゆうぜん)」(倉敷市本町、TEL 086-424-5528)が今月、1周年を迎えた。

舞妓姿で美観地区の路地を散策

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 美容院「ビューティリサーチオカダ」(同)を拠点に同サービスをプロデュースするのはプロカメラマンの森田豪さん。森田さんの妻・佳美さんと佳美さんの母親は、今年で45年目を迎える同美容院の美容師で、着付け師範の資格を持つことから、お互いの技術を生かす形で昨年8月に同事業を始めた。「古い町並みが残る倉敷美観地区の景観に合ったサービスを提供することで、観光地としての魅力向上にも一役買いたい」と森田さん。

 料金は2万2,000円~(予約制)。「基本コース」(2万2,000円)は、着付け、ヘアメーク、スタジオ撮影、オリジナルフォトアルバムのセット。アルバムは、2Lサイズ(縦17.8センチ、横12.7センチ)の写真4カットをまとめたもので、当日持ち帰れる。スタジオ撮影終了後に美観地区を散策する「散策コース」(2万4,000円)、スタジオ撮影の代わりに美観地区を散策しながらカメラマンが撮影する「ロケコース」(2万7,000円)も用意する。着物は約10種類から選べ、着付けにかかる時間は約90分。

 これまでの利用者は20代前半から40代後半と幅広く、海外からの留学生がホームステイ先の日本人家族にプレゼントしてもらうケースもあるという。「地元や近県の人にとっては、京都まで行かなくても舞妓体験ができる利点がある。舞妓姿で美観地区を散策すると観光客の注目を浴び、普段できないような貴重な体験ができる。とにかく楽しんでもらい、その瞬間を写真に残していただければ」と話す。

 営業時間は9時~17時。月曜定休。

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