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倉敷のギャラリーで「夏の酒・器展」 40作家が400点、作品使った地酒試飲も

白神典大さんのガラス作品

白神典大さんのガラス作品

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 倉敷・美観地区のギャラリー「スペースみき」(倉敷市中央1、TEL 086-422-7406)で現在、展示販売イベント「夏の酒・器(しゅき)展」が開かれている。

作家の酒器を並べる地酒試飲コーナー

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 地酒の試飲販売と酒にまつわる作品展示を行う同イベントは今年で2回目。ヨイキゲン(総社市)と三宅酒造(同)の2蔵元が計10種程度の酒を販売する。出品作家は県内作家のほか、京都、岐阜、広島、茨城、徳島、島根などから招いた約40組で、計約400点の作品を展示する。世代も30代~70代と幅広い。

 作家の世代は30代~70代と幅広く、ジャンルも陶器、ガラス、木工、漆、金属、石など多岐にわたる。作品は、酒杯、注器、酒杯台、小皿、箸、マドラー、菓子切りなどを並べる。

 試飲コーナーには、作家による酒器約20種と地酒を用意する。「試飲といえば異なるお酒を試すのが普通だが、異なる酒器を試すのはめずらしいのでは」と実行委員を務める陶芸作家・岡本達弥さん。

 「それぞれ素材、厚み、形などが異なるので、持った時の感触、口あたり、香りの広がり方などが大きく変わってくる。試飲してお気に入りを見つけて購入した来場者もいる。見た目だけで判断せず、実際に飲んで見るのがおすすめ」と話す。

 「岡山ではなかなか見られない大御所たちの作品も出そろった。気軽に手にとってお気に入りを見つけてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。7月10日まで。

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