「倉敷帆布」をはじめ、帆布を使ったバッグや生活雑貨などを展開する「バイストン」（倉敷市曽原、TEL 086-485-2112）が9月12日から、全直営店舗で「10月10日トートの日～倉敷帆布グラデーション展 2014～」を開始した。

カラフルなトートバッグで彩られた「美観地区店」

　10月10日の語呂合わせにちなみ「トートの日」として行う同イベント。中厚の8号帆布を幅なりで作った80色の新作トートバッグ（2,800円）を各10個限定で販売する。幅なりとは、シャトル織機で織った時に生地の両端にできる耳（ほつれない部分）を生かし、幅約92センチの生地を端から端まで全部使い切る仕様。サイズは縦30センチ、横45センチ、マチ14センチ。

　80色のうち60色は生地としても製品としても販売したことのない未発表カラーで、キャロット、グレープ、レンガ、コーヒー、グラスグリーン、アクアブルーなどを用意。店内をカラフルなグラデーションで彩る。

　400円増しで希望のイニシャル1文字（3センチ四方）を刺しゅうするオプションも提供し、受け渡しまでの期間は約2～3週間。イニシャルは12色用意し、書体はブロック体と筆記体から選べるが「筆記体を選ぶお客さまが圧倒的に多い」と堀和美店長。

　「自社で企画と製造ができる機（はた）屋ならではのイベント。こんなにカラフルなトートがそろうのは初めてで、『帆布は地味な色しかない』というイメージを覆すほど。限定ものなので、この機会にぜひ実物を手にとってお気に入りカラーを見つけてほしい」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は10時～17時（美観地区店は18時まで）。10月13日まで。