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倉敷で地元繊維産業テーマの企画展 地元企業27組、アパレルや雑貨1万点展示販売

会場は1889(明治22)年建築の紡績工場跡

会場は1889(明治22)年建築の紡績工場跡

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 倉敷・美観地区のホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)内にある多目的施設「アイビー学館」(TEL 086-424-0516)で現在、地元伝統の繊維産業のPRイベント「倉敷繊維考房(こうぼう)」が開かれている。

Organicsの布ナプキン「nuno-napu」

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 4回目を迎える同イベント。1889(明治22)年建築の紡績工場跡を改装した多目的施設を会場に、デニム、帆布、イグサ、畳べり、真田紐(ひも)、学生服など、綿花栽培をきっかけに発展を遂げた倉敷の繊維産業の歴史と現在を紹介する。

 倉敷を拠点とする繊維関連の企業や作家27組(30ブランド)が出展し、ジーンズ、デニム雑貨、帆布バッグ、婦人服、イグサ製品、畳べり雑貨など約1万点を展示販売する。 

 足袋(たび)とエスパドリーユの特性を兼ね備えたシューズ、オーガニックコットン100%で作った布ナプキン、イグサを編んで作った「いかご」、デニム生地で作った作務衣(さむえ)など個性的な商品も。同ホテル総務部企画課の森貴彩さんは「今回は全体の半分を占める14組の新規出展者を迎え、幅広い種類の素材や商品をそろえることができた」と話す。

 「国内シェア70%の学生服と帆布、国内シェア80%の畳べりなど、全国的な規模を持つ倉敷の繊維文化を知ってもらいたい。どれも手に触れていいので、素材の魅力を体感していただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時~17時。入場無料。5月8日まで。

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