コワーキングスペース「Co-Creation（コ・クリエイション）倉敷児島」（倉敷市児島駅前）が3月1日、JR児島駅前の複合ビル「倉敷市ファッションセンター」内にオープンした。

会議室

　デニム製品や学生服をはじめとした多彩な繊維関連企業が集積する児島地区で、一般的なテレワークのみならず、利用者と企業間のマッチングもできる場所として倉敷市が整備した。運営は倉敷ファッションセンター。

　同施設は、Wi-Fi、電源、コピー機、フリードリンクなどを備えており、一般的なテレワークや打ち合わせなどに利用できる。席数は22席で、会議室1室を備える。イベントホールやギャラリースペースも有料で利用可能。会員は東京や静岡のパートナー施設も相互利用できる。

　コンシェルジュが個人や地元企業とのマッチングをサポートするほか、法人登記などの起業に関わる相談、移住相談なども受け付けるのが特徴。県外企業を交えた企業交流会なども定期的に開く。

　倉敷市商工課の堀内裕介裕介さんは「仕事や勉強の場としてだけでなく、交流の場としても活用してほしい。繊維産業という児島ならではの強みをを生かして、新しい価値を生み出していくための拠点にできれば」と話す。

　営業時間は9時～19時。利用料金は、月額＝8,800円～、スポット利用＝550円～、学割あり。