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倉敷・アイビースクエアで「龍の仕事展」-高梁川流域の特産品展示販売

「龍の仕事展」の入口

「龍の仕事展」の入口

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 倉敷・美観地区の老舗ホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)内にある「アイビー学館」で現在、高梁川流域の企業文化を伝える展示販売イベント「龍の仕事展」が開かれている。

デニムのアクセサリー「ジーンベイザメ」

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 一級河川・高梁川を「龍」に見立て、その流域(倉敷、高梁、総社、新見、笠岡など)で生まれ育ったさまざまな産業を企業ごとに紹介し、製品を展示販売する同イベント。52の企業と団体が出展し、塩、しょう油、酒、赤米、野菜や果物の加工品、麦わら帽子、マスキングテープ、畳縁、帆布製品、デニム製品など約2千点以上の商品を並べる。昨年の来場者数は8700人で、今年は1万人以上を見込む。

 企業と地域の学生たちとの交流にも力を入れており、倉敷芸術科学大学、くらしき作陽大学、吉備国際大学、岡山県立大学、倉敷市立短期大学、川崎医療福祉大学から約60人がボランティアとして参加。会場スタッフを務めるにあたり、事前に出展企業の見学や販売実習などを経験し、地域企業の理解を深めた。

 枕向けパイプ素材を製造する「アキテックラボ」(総社市)のブースは、岡山県立大学の学生が企画した「パイプ素材を使った新しい商品」9種の試作品を展示。来場客に、気に入った商品と希望価格を記入してもらうアンケートを行い、製品化を視野に入れる。

 「今年は企業と学生の交流をさらに深めることができた。企業も若い人たちへのPRに手応えを感じている。今後も熱意のある企業と学生とでこのイベントを盛り上げていきたい」と実行委員会事務局の久保田正彦さん。

 開催時間は9時~17時。入場無料。今月23日まで。

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