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倉敷・浜ノ茶屋にお好み焼き店 野菜ソムリエ店主、焼き野菜にも注力

築50年の民家を改装した店舗

築50年の民家を改装した店舗

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 倉敷・浜ノ茶屋にお好み焼き店「もりもと家(け)」(倉敷市浜ノ茶屋1、TEL 086-489-2216)がオープンして4カ月半が過ぎた。

「もちモッツァレラ玉」

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 関西風お好み焼きと焼き野菜を主力とする同店。「お好み焼き 京ちゃばな」(京都)などで修業を積んだ倉敷出身の森本康博さんが昨年9月に出店した。店舗面積は20坪。席数は20席。

 主なメニューは、「豚玉」(730円)、「もちモッツァレラ玉」「牛すじ玉」「こだわりの塩やきそば」(以上790円)など。かつて母親が営んでいたお好み焼き店で使っていた倉敷鉱泉の「フクスケソース」をベースにしたオリジナルソース、原田商店の地養卵などを使う。

 野菜ソムリエの資格を持つ森本さんが「力を入れている」と話す焼き野菜は、「なかやま農場」(岡山市)の無農薬野菜を中心に、「レンコン」(550円)、「エリンギ」「キャベツ」(以上450円)などを季節に応じて提供する。

 店舗は築約50年の民家を改装し、庭は京風に仕上げた。玄関の扉や床の間などは元からあったものを残した。「庭があり、玄関から靴を脱いで上がってもらうという、自分の家に遊びに来てもらうような感覚を大切にしたかった。店名もその気持ちを込めて付けた。雰囲気を楽しんでいただければ」と森本さん。

 「年内には、2階を改装して6~7人で使える個室を作る予定。野菜や一品料理も強化して、ゆくゆくはランチ営業も始めたい」と展望も。「お好み焼きの味には自信があるので、とにかく食べて知っていただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は18時~24時。水曜定休。

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