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倉敷で地酒試飲会-東北の蔵元も参加、「飲んで復興支援を」

東北の3蔵元を含む7蔵元が参加

東北の3蔵元を含む7蔵元が参加

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 倉敷の国指定重要文化財「大橋家住宅」(倉敷市阿知3)で10月4日、日本酒の試飲会「日本を元気に! お酒で笑顔に! 地酒を楽しむ夕べ」が開かれる。主催は創業約130年の酒販店「酒工房あおえ」(水江、TEL 086-465-2413)。

昨年行われたイベントの様子

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 2011年に起きた東日本大震災の復興支援を目的として企画され、4年目を迎える同イベント。東北からの3蔵元を含む全7蔵元が参加し、それぞれ自慢の酒を披露する。

 参加する蔵元は、浦霞(うらかすみ)、一ノ蔵(いちのくら、以上宮城)、大七(だいしち、福島)、春鹿(はるしか、奈良)、嘉美心(かみこころ、岡山)、五橋(ごきょう、山口)、初参加の若戎(わかえびす、三重)。それぞれ「秋のひやおろし」「蔵元イチオシ」「飲み方提案」「年末に贈りたいとっておき」のテーマに合わせた4銘柄を持ち寄る。各蔵元の酒などが当たる抽選会を行うほか、今年初めて設ける提案コーナーでは、日本酒カクテル「SAKENIC(サキニック)」を振る舞う。

 会場は、江戸中期の1796年に建築された庄屋の屋敷。「大橋家住宅で開催したのは昨年が初めてだったが、タイムスリップしたような気分を味わえた。交流が生まれやすい空間なので、蔵元と仲良くなって東北まで見学に行ったという参加者もいる」と同店5代目店主の青江美佳さん。「皆さんに楽しく飲んでいただくことで東北の支援につながる。復興にはとても時間がかかるので、10年は続けていきたい」と話す。

 開催時間は19時~21時。前売りチケット制で、参加費は2,800円。定員は120人。チケットは同店で販売。チケット代金の一部は日本赤十字を通じ、義援金として寄付する。

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